2023年4月10日(月)、第51回 栄和小学校 入学式が開催されました。3年ぶりに入場制限が解除され、栄和小学校PTAからは会長および副会長が参列させていただきました。
新一年生の皆さん
新一年生の皆さん、本日はご入学 まことにおめでとうございます。今日から皆さんは、栄和小学校の1年生です。皆さんの心の中は、ワクワクとドキドキでいっぱいなのではないでしょうか?
楽しみにしていたランドセル、小学校で使う教科書やたくさんの教材が家に届き、どんなこれからが待っているのか、ワクワクが止まらなかったことでしょう。
入ったことのない大きな学校に、たくさんの机の並ぶ教室、大勢の友だちに、大きな上級生たちを想像してみると、何をしたらいいのか分からず、ドキドキに潰されそうになっているかもしれません。
でも大丈夫です。そんなドキドキがワクワクになる場所 ── それが小学校なのです。
分からないことをワクワクしながら勉強していく、やったことがないことをワクワクしながらやってみる、ワクワクする新しい友だちを作る ── そうした小学校の日々が、力になります。
ぜひ、これから6年間、色々とやってみてください。そして、こんなことをやったよと、家で話してみてください。
保護者のみなさま
保護者のみなさま、本日は誠におめでとうございます。お子様の晴れ姿を見て感慨もひとしおかと思います。
今日はこの場で、「小学校はどんなところ?」という話を二つさせてください。1つ目は「教育方針」についてです。その基準が3年前から変わっていることをご存じでしょうか?
現在の教育方針は、2020年から全面実施されている「学習指導要領」を基準としています。この中では、「小学校は、子どもたちが未来社会を切り拓くための力を、一層確実に育成する場」としています。そして、授業の創意工夫、体験活動など、教育活動の質の向上を図ることが、学校単位で求められています。
2つ目は、そうした教育方針を実践する「学校運営」です。この運営方法が、昨年度より変わっていることをご存じでしょうか?さいたま市では2022年度から、「コミュニティ・スクール」が全校実施となり、この栄和小学校でも展開されます。学校運営に保護者や地域の声を反映させる ── つまり、小学校は、学校だけではなく保護者と地域と共に作る場とされています。
この2つを通して、お伝えしたいことは、保護者の声は重要だということです。皆様からの声が、これからの栄和小学校を作っていきます。皆様からの声がなければ、これからの栄和小学校は作られません。
本年度からの栄和小学校PTAは、皆様からの声を形にしていく団体であるよう、努めてまいります。何かを強制させるPTAではなく、「子どもの笑顔」を作る、これからのPTAに、自ら声をあげ、ご参加頂きたい次第です。
ぜひ、これから六年間、色々とやってみてください。そして、こんなことをやったよと、子どもに話してみてください。
最後になりましたが、新一年生の皆さんと保護者の皆様がこの栄和小学校で素晴らしい6年間を過ごすことができますよう、心よりお祈り申しあげます。本日のご入学、改めておめでとうございます。