2023年4月18日(火)、栄和小学校PTAの令和4年度の活動の会計監査が無事に終わりましたこと、ご報告いたします。本監査結果は、総会資料にてご報告いたします。
参考: 監査の重要性について
業務上の行動方針として、正確な業務記録を維持することが求められています。これは、倫理的にも法的にも、完全、真実、正確な帳簿と記録を維持する義務です。財務記録の整合性を確保し、健全な運営判断を行います。
正確な業務記録を維持することの重要性
不正確な記録は、記録を行った本人と組織にマイナスの結果をもたらします。
1. 法的罰則と罰金
帳簿と記録が正確でない場合、法的および財務的な責任を負担するリスクがあります。
2. 事業の喪失
不正確な記録は、会員や外部団体に誤解を与え、事業の評判を落とす恐れがあります。最悪の場合、事業を継続できなくなることがあります。
3. 個人的な責任
一般企業では、解雇を含む懲戒処分や刑事訴訟の可能性があります。個人的な金銭的利益や、業務指標の改善など、いかなる理由でも情報を改ざんすることは許されません。
正確な業務記録とは?
上記で説明の業務記録は、以下のようなものが該当します。
1. 会計記録
財務取引を帳簿正確認に記録することが求められます。文書化されていない「簿外」の資産は、法的にも認められていません。
簿外資産の種類
- 組織外で保持する資金: 外部団体などの第三者に、活動以上の資金を含めて支払いをしてはいけません。
- 不適切な値引き: 外部団体などの第三者から、支払い内容とは異なる値引きを受けてはいけません。
- 不正確な支払い: サービスなどの形にならないものへの支払いは、その内容を詳細にする必要があります。
- 将来への支払い: 実施されていないものへ支払いをしてはいけません。
簿外資産のリスク
- 不適切な贈答品を生み出す可能性があります。
- 個人的な費用として、不正に使われる可能性があります。
- 簿外資産を保持している第三者が廃業や拒否した場合、回収できなくなる可能性があります。
2. 契約
すべての契約は文書化し、維持する必要があります。文書化されていない「サイドアグリーメント」は禁止されています。
サイドアグリーメントの種類
- 将来の値引きを約束していはいけません。
- 総会などの適切な承認を得ずに、在庫の買い戻しなどを合意してはいけません。
- 同じく適切な承認を得ずに、外部団体などの第三者に、手数料の仕払いなどを約束してはいけません。
- 同じく適切な承認を得ずに、契約書の価格を変更してはいけません。
3. 経費報告
各個人、組織ともに、期限内に正確に経費を記録しなくてはいけません。
正確な業務記録を維持するために
上記のような正確な業務記録を維持できるよう、以下のような行動をしてまいります。
契約
外部団体などの第三者との契約では、正確に文書化された契約書を保管します。
価格適正
契約内容の価格が適切なものか、確認します。
履行認識
契約内の履行義務の完了を確認した時点で支払いを進めます。