2017年5月に改正個人情報保護法が全面施行され、「保有する個人情報が5,000件以下の事業者」も適用対象となり、PTAも「個人情報取扱事業者」に含まれることになりました。それにより、PTAも個人情報保護法を遵守する必要があります。
個人情報取り扱いの基本ルール
- 個人情報を取り扱うためには、本人の同意が必要です。
- 個人情報の第三者提供にも、原則、本人の同意が必要です。
- 個人情報を取得するにあたり、その利用の目的をできる限り特定しなければなりません。
- 個人情報を安全に管理する必要があります。
- 利用する必要がなくなった個人情報は、遅滞なく消去するよう努めなければなりません。
栄和小学校PTAでの個人情報管理
経済産業省のガイドラインでは、組織的、人的、物理的そして技術的の4つの安全措置が個人情報管理に求められており、栄和小学校PTAでは、以下の点を徹底してまいります。
個人情報を安全に管理するルール
- 個人情報の照会は最小限にする
- 個人情報にアクセスできる担当者を限定する
- アクセスできる担当者の教育訓練を行う
- PTA会議室に鍵をかける、鍵付きのロッカーに保管する、PCにログインするためのパスワードを設定する
- セキュアなネットワークを利用し、データにアクセス権を設定する
PTAからの案内は、PTA会員/非会員の区別を行うことなくするべき
教育基本法 第四条「すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」と記されている通り、すべてのPTA活動は、子どもに公平でなければなりません。
「PTAだより」や「安心メール」などで、子供の公平性が失われるリスクを排除するという意味でも、栄和小学校PTAからの案内は、PTA会員/非会員の区別を行うことなくするべきと考えます。そうしたことから、委員会の役員募集、総会の案内など、栄和小学校PTAには加入されていない方々にもご案内しています。